自作のノラ猫ハウス、役に立つ
寝床はどこ?
ニャンが仔猫の子ニャンを連れてくることは滅多にありませんでした。季節が梅雨明けしていない6月で雨が多いことが影響していたのかもしれません。普段どこを寝床にしているのかは不明でした。
雨の6月22日の朝、ニャンは軒下ではなく、自作の猫ハウスに近い家の隅からこちらを見ていたのです。なぜわざわざ雨に濡れているのか不思議に思いましたが、私は玄関前の軒下にフードを置き、家の中に戻りました。暫くして確認すると、あっという間に食べてまたどこかへ隠れてしまっていました。
まだお腹が空いていると思い、私は次に猫ハウスにニャンのフードを入れようとしました。すると、ニャンがまるで鉄砲玉のように飛び出してきたのです。あまりのスピードにこちらもドキドキしましたが、その隙にフードを入れようと覗いてみると、今度は子ニャンがいてまたもや鉄砲玉のように飛び出してどこかへ行ってしまいました。
2匹はどうやら猫ハウスを寝床にしてくれたようでした。そうとは知らずに驚かしてしまったので、また警戒して中に入ってくれなくなったらどうしよう、と不安になりましたが、とりあえずハウスの中にフードを置いてみました。すると夕方には無くなっていて、ニャンはいつもの玄関前で私を待っていました。また来てくれたことにホッとし、玄関前にフード置きました。
そしてその夜に私が玄関ドアを開けると、またハウスの中から鉄砲玉のようにニャンが飛び出してきました。とりあえずまたハウスを利用してくれていることにホッとし、子ニャンが中にいたかもしれないので覗かないようにしました。
それからというもの、雨の日だとしてもハウスの中にフードを入れることはやめてなるべく玄関の軒下に置くようにしたり、とにかく細心の注意を払ってニャンに近づくようにしました。
私の家の玄関ドアは下の方にすりガラスの小窓が付いていて、いつの間にか玄関前で私を待つようになったニャンのシルエットをぼんやり確認することができました。ドアを開けるときはびっくりさせないようにそーっとゆっくり開けるのです。
子ニャンの離乳
ある晴れの日、ニャンは1匹で私を待っていましたが、私がスティックちゅーるを差し出すと大好きなちゅーるなのに食べることなくそのまま咥えてどこかへ行ってしまいました。私はそれが子ニャンにあげるつもりだということに気が付きました。
私の予想は的中しました。その後、玄関前の小窓に映るシルエットはだけではなくやがて2つになっていたのです。私は子ニャンが食べられるように、カリカリではなく缶詰を用意してあえてドアのすぐ向こうに置きました。
7月11日、小窓にはフードを食べている可愛いシルエットが2つ並んでいました。ここのところ、食べても食べてもニャンがフードのおかわりを欲しがっていたのは、子ニャンの分を確保したかったからなのでしょう。
子ニャンを守りたくて私に近付きながらもシャーシャー言うニャンですが、やがておなかがすくと玄関の向こうで鳴いてフードをねだるようにまでなりました。子ニャンも慣れてきたのか私が玄関ドアを開けても隠れることが少なくなったのです。

2匹の今後は?
さて最初はニャン1匹の保護のことばかり考えていましたが、子ニャンのことも考えなくてはいけなくなってしまいました。ニャンは次にまた妊娠しないように保護して手術しなくてはいけないし、性別不明の子ニャンはもしメスだとしたら、妊娠が可能な5ヶ月くらいまでには保護しなくては間に合いません。
2匹同時に捕まえることはできないでしょうし、1匹ずつだと、残された1匹が警戒して逃げてしまうかもしれません。捕獲器を持っているわけではないので買うか自分で作るかしなくてはいけません。
私は8月の資格試験に向けてもっともっと勉強しなくてはいけないし、でもこのままではあまりにも無責任なのでなんとか行動を起こさなければ。具体的なプランがあるわけではありませんでしたが、この頃から私はネットでケージを探すようになったのでした。







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