脱走猫はこうして連れ戻しました
真夜中にまだいた
ぽぽちょらの脱走後48時間過ぎ以上経過し、寝られなくてもとりあえず寝る体勢になろうと思っていた私でしたが、50時間半後の午前1時30分、もう1度玄関の外を見てみることにしました。
するとちょらがお隣さんとの境にいたのです。私は再び自分のすぐ近くにフードを置きちょらがそばに来るのを待ちましたが来てくれません。
さて困りました。また庭に来てくれればそのまま仕掛けハウスを使うことができたのですが、あの窓閉め失敗事件以来庭には来なくなってしまっていました。ちょらが見ているその前で仕掛けハウスを移動するのは賭けのようなものでしたが、考えた結果、思い切って玄関前に仕掛けハウスを移動することにしました。

仕掛けハウスの中身は野良猫時代から続けて愛用していたDIYのハウスで、外味にはメッシュでできたビッグサイズの巾着型の回収袋。なぜかこのメッシュでできた巾着袋はちょらのお気に入りでよくこの上に乗って寝ていたので、これは期待できるかもしれないと思いました。
仕掛けハウスに関する記事↓
ノラ猫用猫ハウス完成
元ノラの家猫脱走より36時間後〜48時間後
私オリジナルの仕掛けハウス(捕獲器)2回目の活躍
そして私は仕掛けハウスの入り口から見て一番奥のところにフードを置き、玄関ドアを少し開けた状態で中に入り、ちょらが入るのを待ちました。するとお腹をすかせたちょらがすぐに仕掛けハウスの近くにやってきました。
ところが私の姿を見るとまた後退りして離れてしまいました。これはいけないと思い玄関先の電気も玄関内の電気も消して私は息を潜めてメッシュの巾着袋に結びつけている縄跳びの持ち手をぎゅっと握りしめて、再びちょらが来るのを待ちました。
思ったよりも早くにちょらは仕掛けハウスにやってきました。
さあ、ハウスの中にすっぽり、しっぽもほぼ隠れた時が勝負です。
私はその瞬間を見逃さず縄跳びの持ち手をギュッと引きました。
真夜中に仕掛けハウスの中でバタンバタンと暴れるちょら。私は仕掛けハウスの網の口をしっかり握ったまま家の中に駆け込みました、
大成功でした。

ずっと熟睡できていなかったからなのか、興奮していたはずのちょらはすでに眠そうでした。
安堵感も束の間
ところがです。安堵感に浸っている暇はなく、庭から猫の鳴き声が聞こえてきたのです。鳴き声というか、それはもう悲しそうな泣き声でした。予想はしていたのですが、ぽぽの鳴き声だったのです。あれだけ姿を見せなかったぽぽが、庭に現れて鳴き始め、何回か隠れたと思ったら、窓ギリギリのところまで来て、パニックになって鳴いています。
それを聞いたちょらも大声で悲しそうに鳴くので、私は今すぐにでもぽぽを中に入れたいと思って、できる限り窓を開けるのですがちょらが出ない程度にしか開けられないので、まだ家にいた時点でも私に多少なりとも警戒しているぽぽが入ってくるわけがありませんでした。


お腹を空かせていたちょらは興奮しながらも私に擦り寄ってものすごいスピードでフードを食べ、食べ終わるとたまに睡魔に襲われて寝そうにもなるのですが、ぽぽの鳴き声を聞くとまた興奮して鳴き始めます。
ちょらを寝ている夫がいる部屋に隔離しようとしましたが失敗し、娘の部屋にも連れて行きしばらく隔離しましたが騒いでしまってすぐに限界が来ました。その間ぽぽは入ってくることはなく、また近づいたと思えばテラスデッキの下に潜り込んでしまうの繰り返し。
私は、窓から顔を出し、ひそひそ声で「ぽぽちゃんおいで」と言ってみたり、たまに窓を閉めてみたりするのですが、2匹の大合唱は何時間も続きます。
結局そのまま朝が来る
私がぽぽに声をかけないとちょらはますます鳴いて訴えるので、ちょらをギュッと抱きしめたまま、窓を少し大きめに開けてみました。するとちょらは鳴くのをやめ、ゴロゴロ言い出したのです。自分がまた出たいと言う訴えではなくぽぽちゃんを入れてあげてというちょらの気持ちが痛いほどわかりました。
でも、ちょらが急に外に出たらと思うと私は気が気ではありません。窓を開けたままちょらを抱っこして私も一緒に息子のいる部屋に入ってぽぽが入ってくるのを待ちました。
暫くして私だけ部屋から出て様子を見ましたが、ぽぽは部屋の中に入っていませんでした。
気がつくと小鳥の囀りが聞こえ、あたりは白々と夜明けを迎えていたので仕方なく諦め、窓を閉め、ちょらを息子がいる部屋から出しました。時計の時刻は午前5時でした。
6時には起きなくてはいけないので私は一睡もせず完全な朝を迎えました。
家出で深まる親子愛
ノラ猫時代に1回は子離れ親離れをしたはずのちょらとぽぽでしたが、我が家でまた生活を共にし、一緒に外を出てからまた絆が強くなったようです。2匹を引き離してしまったという罪悪感で胸が張り裂けそうでした。
脱出するまで1度たりとも外に出たがらなかったぽぽ。外の清々しい空気に触れて野生に目覚めてしまったのかもしれません。
ちょらは朝になり疲れたように寝始めました。外では熟睡できていなかったようで、そのまま昼になってもほとんど寝ていました。

きっとぽぽも家に戻れば同じはず。
1日でも早くぽぽを家に戻さなくては、そのためには今は離れ離れでも仕方がないんだ、と言い聞かせる私なのでした。







ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません