ノラ猫を捕獲器なしで保護
警戒心はほぼない

10月12日。とらおは、息子の手から大好きな鳥ささみを直食べしています。

10月17日、息子と一緒にマットの上にいます。すっかり安心しきった様子です。

10月20日、時間は真夜中0時3分、床暖房の上で寝ていました。もちろん、玄関のドアはまだ開けたままです。

10月28日、私の資格試験は数日前に終わり、いよいよ本格始動です。
とらおを家猫にすることにまだ決心ができていない(ペットロスになるのが嫌だという理由で)夫がちゅーるをあげています。既成事実を作ろうという私の作戦です。
もうここまで情が移っているのなら強行突破してもなんとかなるかもしれない、と目論んでいました。

11月3日、とらおは私の膝に乗ってちゅーるを食べるまでになりました。

11月5日、息子の膝の上でちゅーるを食べています。
完全に機は熟していました。
決戦は金曜日
そしてついにその時が来ました。
とらおの永住権を獲得するには夫を説得するよりも強行突破しかない、ということで、11月6日金曜日、夫が久々にリモートではなく外に出勤するという貴重な日を、決戦日にしました。
また、普段は忙しくて不在がちな娘が家にいるということもこの日を選んだ理由の1つです。
娘と作戦を決行しました。娘が大好きなちゅーるをとらおにあげている間私が忍び足で玄関に行きドアを閉める、というとてもシンプルですが素早さが求められる作戦です。
失敗をしたらもう暫く来ないかもしれないし、夫不在も次はいつになるかわからない、という絶対負けられない勝負でした。
私はそっと玄関に行きドアをすばやく引いて閉めました。
すると、とらおはもの凄い勢いで玄関のドアまで走ってきてドアによじ登ろうとし、狭い玄関の中でパニックになりながら行ったり来たりしたかと思うと私と娘の肩の高さまでジャンプして飛び越え、さらに興奮状態でした。
私も娘もこれは無茶なことをしてしまったと、希望を失いかけたのですが、今度は玄関のシューズボックスの下の隙間に入り込んで隠れてしまいました。

暫く出てこなかったので思い切って靴を退かしてみると、びっくりして飛び出し、
今度は居間のテレビ台の下に隠れてしまいました。

狭くて奥には行けなかったようで、身体は少しはみ出していました。
そこですかさず、娘は軍手でとらおに触り撫で始めたのです。
とらおは怒ることなくむしろ怯えていたのかもしれませんが、
強者の娘は思い切ってとらおを引っ張り出しました。

最初は鳴いていたとらおも、

嘘のように落ち着いた様子を見せ、それから暫く抱っこされていました。
それ以来外に出たいと騒ぐことは全くありません。
一時保護をした時とは全く違う反応にびっくりもしましたが心底安心しました。
ドアを閉めたばかりの時は本当に私たちもギブアップ寸前でしたが、まだ仔猫のとらおには温もりが一番の安心材料だったようで、娘の思い切った抱っこが功を奏したのです。
捕獲器を使わずにジワジワと距離を縮め保護する作戦は大成功と相成りました。







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